ファミリーキャンプの定番持ち物リスト

今回は、ファミリーでキャンプに行くときに、誰もが必ず用意することになるであろう、定番の持ち物をまとめました。持ち物リストを作る参考にしていただけたら幸いです。

なお、食材、飲み物と、衣類で一般的な旅行でも用意するもの、洗面用具等は省略し、キャンプで気を付けたいポイントがあるものだけをリストアップしています。

また、ファミリーキャンプの持ち物 気づきにくいもの10選も参考にしてください。

定番の持ち物

テント周り

・テント
2ルームタイプのテントをお勧めします。1ルームタイプのテントは設営が簡単ですが、タープ(四角形、六角形タイプ)との接合部をうまく仕上げるのは難しいですし、時間もかかります。スクリーンタープ(自立するタイプ)なら、繋ぐことはできませんが、設営は簡単です。

・グラウンドシート
インナーテントの下に敷いて浸水を防ぎます。

・キャンプマット
インナーテント内に敷いて、地面の凹凸の感触・地面からの冷気を軽減します。厚さ2cm程度のものがあればひとまずOKです。あとはお好みで枚数を増やしたり、インフレーターマットを組み合わせたり、コットを置いたりします。

・タープ
夏に日陰がないところで過ごすのは短時間でもかなり辛いので、タープが欲しいです。また雨が降ると、2ルームタイプのテントの前室だけでは狭く、2人程度しか座れませんが、スペースを増やすことができます。

・寝袋、枕
枕はかさ張るのですが、睡眠の質が上がるので、持参しています。

・ペグ、ペグハンマー、テントロープ
テントやタープとは別にしている方が多いと思うので、忘れないように注意が必要です。ハンマーだけは借りることができますが、ペグやロープはキャンプ場近くのホームセンターでは調達できないことの方が多いので、詰みます。

・ランタン、ランタンハンガー
ランタンにはガス式/LED式があります。ガス式の方が炎の色合いが良くキャンプの雰囲気が出ます。虫にとって見えにくい色の炎にすることで、虫が寄って来にくいタイプ、またガラスではなくメッシュ式のもの(割れない)があります。ただし、ガス式では肉が焼けたかどうかが見えないので、LED式も必要になります。ランタンハンガーの代わりにランタンスタンドでもOKです。

・焚き火台

キッチン周り

・テーブル、椅子

・ウォータータンク
料理やお湯を沸かすとき、野菜を洗うときに加え、食器をざっと流すとき、子供の洗面、歯磨きにも使います。

・バーベキューコンロ、焼き網

・カセットコンロ

・干し網
テントポールなどに吊るして、洗った食器を乾かします。

・食器(皿、ボウル、コップ、箸、スプーン、フォーク、金串)
特に夕食のBBQ後など、お酒を飲みながらゆっくりしたいし、洗い物をしに行くのがものすごく億劫になります。洗い物はなるべく減らしたいので、食器類(仕切り付きの皿、箸)は適宜使い捨てのものを使っています。ボウルは紙のものだと子供がひっくり返してしまいます。フォークは、例えばスペアリブなど、プラスチックでは厳しいときがあるので、金属のものも持参しています。コップはざっと水で手洗いだけで済ませています。

・調理器具(まな板、しゃもじ、おたま、フライ返し、包丁、ハサミ、トング、ピーラー)

・クッカーセット

・ボウル大、ザル、ステンレストレイ
カットした野菜やお肉などを置くのに使います。皿などを使ってもいいのですが、子供に手伝ってもらうと落としたりするので、余裕があるサイズのトレイも用意しています。ザルは洗った食器を運ぶのにも使えます。

・ガス缶の穴開け
使い終わったガスカートリッジはキャンプ場に捨てられることが多いです。使い切った後に専用器具で穴を開けてから捨てます。

消耗品

ほぼ毎回、何かしらの忘れ物をしてしまうのが消耗品です。キャンプ場近くのスーパーでほとんどのものが手に入るので致命的な事態にはならないですが、そのスーパーでも忘れがちです。スマホで常にリストを持ち歩くといいです。

・ガスカートリッジ

・木炭、着火剤、新聞紙、軍手、トング、うちわ
木炭は、火起こしが難しかったり火持ちが悪かったりと品質の差が大きいです。お気に入りのものを見つけて、出発前に購入しておくのがいいです。着火剤も使い物にならないものがあるので同様です。トングは火が点いた炭を持つのに使うので、食品用とは別に用意します。

・薪
キャンプ場の売店で売っていることが多いですが、出発前に仕入れておく方が無難です。

・チャッカマン

・キッチンペーパー、ボックスティッシュ、除菌ウェットシート
ティッシュは子供がよく使うのもありますが、キッチンペーパーを使うほどでもないちょっとしたとき、また撤収時にかなり使います。一日ひと箱あれば足りるでしょう。

・ゴミ袋、ビニール袋、ジップロック

・サランラップ、アルミホイル、魚焼きホイル、BBQ用アルミホイル
BBQ用のホイルは厚手のもので、BBQコンロを覆い、その上に炭を載せます。BBQコンロのお掃除が楽になる時短アイテムです。

・調味料(焼肉のたれ、塩、コショウ、しょうゆ、サラダ油、マヨネーズ、ケチャップ、ソース等)

・洗濯洗剤、食器洗剤、スポンジ、金たわし
金たわしは、鍋用、BBQの焼き網/コンロ用と二種類を用意します。

・シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ

・虫よけスプレー、かゆみ止め

・日焼け止め

・バンドエイド

衣類

・防寒着
5~6月/9~10月でも、20時を過ぎたあたりからかなり寒くなるときがあります。下は3枚、上は5枚着ても寒いほどです。暑い分には脱げばいいので、事前にキャンプ場の標高や気温の口コミなどを調べて、防寒着は多めに用意しましょう。

・薄手の長袖長ズボン
日中、虫取りで草むらに行くときなどは、子供に着せて、虫刺されやダニを防ぎます。寝るときの体温調節にも使えます。

・帽子:日焼け対策です。

・バスタオル
海水浴やプールに行くときは、子供が寒がったときにくるむため、一枚だけ持参しています。

・ナップサック
日帰り温泉・コインシャワーに行くとき、子供に持たせます。荷物を自分で用意すること、使うもの使わないものを都度整理することを覚えてもらいたい、という意図もあります。

その他

・保険証

・モバイルバッテリー
AC電源付きサイトで朝まで充電していても、夕方にはスマホが電池切れになることがあります。写真を撮る、アメミルを見る、スーパーを探す… スマホは生命線ですので、バッテリーも余裕を持って用意したいです。

手間なし食品

・ドリップコーヒー、ティーバッグ、スティックココア
寒いとき、小腹が空いたとき、ココアがあれば子供が自分で入れてくれます。

・カップ麺
小腹が空いたとき、各々の好きなときに食べられます。または遊びのスケジュールによっては、朝食や昼食をカップ麺で済ませるときがあります。

・ホットサンドメーカー
ハムとスライスチーズ、マヨネーズだけあれば簡単ブレックファーストの出来あがりです。ちょっと手間をかけて、冷凍ハンバーグと目玉焼き、ケチャップを使えば更にグレードアップした朝ごはんになります。子供が大好きな味です。

かんたんレシピ
ホットサンド

・マシュマロ
BBQのときに串に刺して焼いて食べます。黒こげになったり、溶けて落ちてしまったりも含めて、これだけで子供にとってはとても楽しいようです。毎回争うように食べています。