富士山の雄大な眺めと湖畔の自然が楽しめる、田貫湖キャンプ場
今回は、富士山の西の麓、朝霧高原にある田貫湖キャンプ場を紹介します(2016年GW3泊、2018年GW2泊)。テントサイトから富士山の雄大な姿を見ることができる、また田貫湖畔の豊かな自然が楽しめるキャンプ場です。
富士山の美しさについては、写真を撮るために通っている方もいらっしゃるほどです。2016年に訪れたときは、駐車場で60代の男性に話し掛けられ、富士山の写真の作品集を見せていただいた上に、B5サイズの写真を一枚いただいてしまいました。
この記事中の写真はどれもiPhone7で何気なく撮ったものですが、被写体のおかげで美しく撮れていますね。

目次
田貫湖キャンプ場の基本情報
所在地 | 瓔珞の家(管理棟):静岡県富士宮市佐折634-1 |
TEL | 0544-52-0155 |
料金(税込) | テント1張 2,500円/1泊 大型テント1張 3,500円/1泊 タープ1張 1,000円 サイト利用料 小学生以上 200円/1泊 GW, 夏季, 3連休, 土曜日は +1,000円/1張/1泊 |
受付時間 | 3月~11月 8:00~17:00 12月~2月 8:00~16:00 |
予約方法 | インターネット |
標高 | 665m(平地より4℃寒い) |
(更新情報)
・2018年7月1日からネット予約が始まりました。ただし、大型連休、3連休のみが対象です。通常の土日と平日は引き続き当日受付です。
・2018年10月1日から、2ルーム以上の大型テントの料金が3,500円になりました。
・2019年から、3連休以上の大型連休には、トップシーズン料金が設定されました。
・2020年からは完全予約制に変わり、当日受付が廃止されました。
・2020年12月1日から、毎週の土曜日に対してトップシーズン料金が適用されました。テント・大型テントともに +1,000円かかります。
当日受付だった頃は、GWなどは朝5時に駐車場がいっぱいになっていたのが懐かしく思い出されます。夜中に東京を出たりしていたものです。駐車場入り口からBサイト横まで、路上駐車で埋め尽くされていました。2018年のGWもまだネット予約が無かったので、普段はAサイトよりは空いているBサイトでも、テントロープが重なり合うほどの混雑でしたが、予約制になったことで少し落ち着いたようです。
サイトタイプ | 芝、フリーサイト | |
サイト内の木 | 無し~まばら | |
オートサイト | × | |
電源サイト | × | |
入浴施設 | ○ | コインシャワー 5分200円 |
炊事場の温水 | × | |
洗濯機 | × |
オートサイトはありません。メインの駐車場からBサイトの一番遠いところまでは500mほどもあります。Bサイトを利用するなら、Bサイト側の駐車場に停めたいですが、15台分しかありません。30分ほど待たされることもありますが、無料で借りられるリアカーを何とか確保したいところです。メインの駐車場からAサイト、Bサイトの駐車場からBサイトなら、200m以内に収まります。
田貫湖キャンプ場のおすすめポイント
田貫湖キャンプ場は、キャンプ場と田貫湖近辺だけで、どこかに出掛けることなく数日間は遊べてしまうという、なかなかない、珍しいキャンプ場です。キャンプ場の南Aサイト・南Bサイト、駐車場、富士山の撮影スポットについては、下のGoogleマップで確認してください。マップ左上の□アイコンで「拡大地図を表示」すると、詳しく見ることができます。それではおすすめのポイントを順に見て行きましょう。
富士山の眺め
キャンプ場(特に南Aサイト)からの富士山の眺めも素晴らしいですが、田貫湖を一周すると、様々な表情の富士山を楽しむことができます。湖を一周するときは、レンタサイクルを利用するといいです。主な富士山の撮影スポットは上のGoogleマップで確認してください。
休暇村富士の前のウッドデッキから見る富士山が人気で、案内看板でも「ダイヤモンド富士ビューポイント」と紹介されていますが、田貫湖の湖岸で富士の裾野が左右ともに隠れてしまうので、個人的には、富士山の迫力が削がれてしまっていると思っています。
私が一番好きなのは、南テントサイト近くの一本松桟橋、次いでたぬき展望台から見た富士山です。どちらからも、裾野まで広がった雄大な富士山を見ることができます。もちろんどちらからも、ダイヤモンド富士も見られます。
□一本松桟橋
南BサイトのAサイト寄りにある手足洗い場あたりから湖畔に向かう路に入って行くと、マス釣り用の桟橋があります。ここから撮ったのが下の写真です。テントサイトからだと、駐車場周りの樹々が富士の裾野にかかるのですが、ここは湖畔に突き出しているので、遮るものが無く、裾野までキレイに見えます。

□たぬき展望台(ぽんぽこポン太の展望台)
たぬき展望台は、北バンガローサイトの駐車場入り口にある案内看板を見てから向かうと見つけ易いです。駐車場から歩いて10分もかかりません。目立たない路なのでほとんど誰も行きませんが、眺めがいいので勿体ないです。余裕があれば訪れてみてください。ちょっとした山登りで道も悪いので、お年寄りはちょっと注意が必要そうです。小さいお子さんは5歳児程度なら問題ありません。
展望台まで登り切ってしまうと、視界の上から木の枝がかかるのがちょっと気になります。中腹に木の枝が無いところがありますが、今度は下の木で湖面が隠れるので、一長一短です。木の枝をうまく活かすと、いい写真が撮れそうです。


ダイヤモンド富士
毎年4月20日前後と8月20日前後に、ちょうど富士山の頂から太陽が昇り、ダイヤモンドのように輝いて見える現象が見られます。空気の澄んでいる4月がより美しいそうです(田貫湖の案内看板より)。南テントサイトと湖上展望台とでは見頃は4~5日ずれるので、場所を変えれば、5日ほどの間見られるチャンスが続くことになります。私の写真は5月5日に撮影したので、日の出の位置が北にズレてしまっています。

湖畔の自然
管理棟で自転車とボートをレンタルできます。田貫湖を一周するサイクリングロードがあり、とても走りやすいです。一周3.2km ※1 ほどでアップダウンもほとんどないので、小学校低学年でも楽々一周できます。南テントサイト内を通る部分もあり、キャンプ場を利用している小さな子供が飛び出して来ることもあるので、小さなお子さんが自転車で走るときは注意してください。
受付 | 瓔珞の家(管理棟) |
レンタサイクル | 料金:30分 300円 60分 500円 受付:3月~11月 8:00~16:00、12月~2月:8:00~15:00 |
貸しボート | 料金:60分 1,000円 受付:8:00~16:00 12月~2月と4月~6月は休業 |
サイクリングロードでは、芝生、広葉樹林、小川、湿地、砂浜のようなところ、と湖畔が様々な表情を見せてくれるので、普段「自然に触れる」ことをあまり予定に組み込まない私にとっても、とても楽しいコースでした。一周する間に10度ほど自転車を止めて、散策をしました。
湖上展望台近くには小さなお子さんが水遊びできる池がありますし、休暇村富士近くのウッドデッキではおびただしい数のおたまじゃくしも見られます。数が多過ぎてちょっと気持ち悪いほどです。春はソメイヨシノと山桜、秋(11月中旬)は紅葉、6月下旬からはホタルも楽しめます。ただ、ホタルの数はそれほど多くないようです。
※1:地理院地図で計測
田貫湖ふれあい自然塾
Bサイト近くに、児童館をすごく充実させたような施設があります。国の施設なので納得です。2016年、2018年とも雨の日があったので、ここで過ごしました。園児~小学校4年生くらいまでなら半日はたっぷり楽しく遊んで過ごせます。竹とんぼ、羽子板、ハンモック、空飛ぶたね飛ばしは大人でもつい熱くなってしまいました。
□溶岩洞窟探険
ヘルメットとペンライトを借りて、館内にある富士山の洞窟を再現した模型の中を探検する無料のツアーです。ガイドのお兄さん、お姉さんのお話しで盛り上がります。
□空飛ぶたね
空飛ぶたねを階段から落として飛ばしてみる体験ができます。私が子供の頃は当たり前にやっていた遊びですが、今の子供達は経験がないので、楽しかったようです。
□昔あそびコーナ
コマ、ベエゴマ、けん玉、羽子板、竹とんぼ、お手玉、メンコ、福笑いで遊ぶことができます。
□竹とんぼリンピック
竹とんぼを飛ばし、天井から吊るされた金銀銅のお盆?に載せて競います。銅のお盆が一番低く、直径も大きいので、何回かやっていれば載せられると思います。金は天井に近いかなりの高さで、おまけに小さいです。技術とある程度のパワーも要るので、かなりの難関です。私は銅メダルしか取れませんでした。
□有料ツアー
ホタルが見られるツアー「生き物ふしぎ探検隊~ホタルウォッチング~」、ムササビを見に行くツアーがあります。それ以外にも、有料/無料のプログラムがたくさんあるので、公式ページで確認してください。
ヘラ鮒釣り
田貫湖はヘラ鮒釣りのメッカとしても知られています。毎年11月、12月には2~3トンものヘラ鮒を放流し、8月にはヘラ鮒釣り大会が開かれます。2021年は新型コロナウィルス感染症の影響で残念ながら大会は中止となりました。
釣り券はキャンプ場の管理棟で購入できます。家族みんなで釣りをすることを考えると、中学生以下が格安なのがとても嬉しいです。
受付 | 瓔珞の家(管理棟) |
釣り券 | 年間券:8,000円 1日券:大人 700円、中学生以下 100円 |
周辺の観光スポット
田貫湖キャンプ場の周辺で子供も楽しめるところとしては、
・杵塚養鱒つかみどりの郷(マス釣りとつかみ取り)
・富士養鱒場(マス釣り)
・富士山スカイグラウンド(ドローン操縦体験)
があります。富士山スカイグラウンドはキャンプ場から12kmありますが、その他は5kmと近いです。
釣りは子供でも簡単に釣ることができるのが嬉しいです。またその場で捌いて塩焼きにして食べられるので、食育にもなります。つかみ取りは子供は皆喜ぶと思います。
ドローンはGPSと姿勢制御付きのものを使うので、子供でも安定した操縦が簡単にできます。サッカーコート2つ分ほどもある芝生の広場で、水平に遠くまで飛ばしたり、上空数十mに上昇させたりと、爽快な体験ができます。
また超有名な白糸の滝も5km圏内です。
GWなどトップシーズンは付近の道路が大渋滞で身動きが取れなくなるほどなので、白糸の滝に行くとき以外は近づかないのが吉です。半径500mからひどいときは800mほどは、通らないようにして迂回しましょう。
田貫湖キャンプ場の新型コロナウィルス感染症への対応
静岡県への緊急事態宣言の発出に伴い、2021年8月20日~9月30日泊の新規の予約受付は停止されていました。ただし、既に予約済だった場合は「訪問の自粛をお願い」するに止まっていました。また、緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置が発出されている地域からの訪問に対しては「自粛」を要請していました。
緊急事態宣言中の予約をキャンセルをすることは可能でした。休業はしていなかったため、キャンセル料は発生しましたが、宿泊日の前日までにネットでキャンセル手続きをすれば大丈夫でした。キャンセル料が発生するのは、当日にキャンセルしたとき、または連絡なしでキャンセルしたときだけです(キャンセル料は料金の100%)。
予約、訪問時は、公式サイトで最新の情報をチェックしてください。