ヒリゾ浜のすぐ隣りのシュノーケリングスポット、トガイ浜
今回は、ヒリゾ浜のすぐ近くにあるシュノーケリングスポット、トガイ浜を紹介します(2021年8月中旬訪問)。ヒリゾ浜への渡し船に乗るときと同じ、中木漁港の駐車場を利用して、徒歩5分です。
※ただし、駐車場から浜への歩道が閉鎖されており、現在は訪れることができません(2024年7月)。
ヒリゾ浜と比べ、透明度は落ち、魚が集まるスポットも少ないので、混雑や荒天でヒリゾ浜に渡れなかったときのセカンドプランの位置づけになるビーチです。
私もこの日はできればヒリゾ浜に行きたかったのですが、台風の影響で海の透明度が低くあまり楽しめない、ということだったので、トガイ浜に行って来ました。
トガイ浜とは
トガイ浜は、静岡県賀茂郡南伊豆町にあるシュノーケリングスポットで、ヒリゾ浜、谷川浜海水浴に並び、よく知られています。しかしヒリゾ浜と比べると、後述するように少し見劣りしてしまいます。それなので、荒天やお盆休みの混雑でヒリゾ浜に渡れなかったときに、代わりに訪れる場所、との扱いにしている方が多いです。
ヒリゾ浜への渡し船は、前日まで波が高かったときなど、12時頃から動き始めるときがあります。トガイ浜からは渡し船がよく見えるので、とりあえずトガイ浜に行って、渡し船が動き始めるのを待つ、という過ごし方ができます。
所在地 | 静岡県賀茂郡南伊豆町中木1261 ヒリゾ浜渡し組合のテント(駐車場の受付)がいつもこの辺りにあります |
料金 | 0円 |
駐車場 | 1,000円/日 2021年:7月17日~9月27日頃までが有料 |
トガイ浜と駐車場の場所は下のGoogleマップで確認してください。右上の□アイコンで「拡大地図を表示」すると詳しく見ることができます。駐車場の混雑状況と料金、ショップ、他のシュノーケリングスポットについてはヒリゾ浜の記事を参照してください。
海の透明度
ヒリゾ浜は外洋に突き出していて、黒潮の通り道になっているために透明度が高くなっていますが、トガイ浜は湾の中にあるので、少し透明度が落ちます。
魚が集まるスポット
魚は、岩場やサンゴで水深が浅くなっているところに集まります。ヒリゾ浜には、そのようなスポットが何十ヶ所もあり、スポットとスポットが繋がってエリアになっているところもありますが、トガイ浜はスポットが数か所ある程度です。魚の数、種類も、ヒリゾ浜の方が多いです。
トガイ浜へのアクセス
伊豆半島の一番南端にあり、伊豆縦貫自動車道の終点「月ヶ瀬IC」から車で凡そ1時間40分かかります。伊豆縦貫自動車道と下田市街とは渋滞することが多いです。
駐車場は、ヒリゾ浜への渡し船に乗るときと同じ、中木漁港の駐車場を利用します。料金は、2021年7月17日~9月27日頃までの間だけ、1,000円/日かかります。駐車場の手前でヒリゾ浜渡し組合の方に止められますが、「トガイ浜に行きます」と伝えれば大丈夫です。トガイ浜への歩道入り口に近い、一番手前の駐車場(中木第二駐車場)に案内してもらえます。
駐車場から、海沿いの歩道を約300m歩き、5分ほどで着きます。入場料などはありません。もちろん、渡し船の料金もかかりません。
下の写真はトガイ浜への歩道の入り口です。ちょっと物騒なことが書いてありますが、この看板の通り、自己責任、自己判断で行ってください。実際、2019年6月に落石があり、9月まで通行止めになったことがありました。ヒリゾ浜のブログ「中木へ行こうよ。」にも、「落石の危険は常にあり、自己責任の下で通行してください」と書かれています。
(2022年7月更新)2022年6月1日から、トガイ浜に通じる歩道が通行止めになりました。
(2024年7月更新)2024年夏も閉鎖が続いています。
トガイ浜の詳細
下の動画はトガイ浜の全景です。動画の初めに、岩の小さな島が二つ見えますが、この周りが一番、魚が見られます。
ビーチはヒリゾ浜の2倍ほどの広さがあり、余裕があります。人でいっぱいになることはまずないでしょう。この日はお盆の週で、12時までヒリゾ浜渡しが止まっていましたが、テントの数で20ほどと、まだまだ余裕がありました。
砂浜はありませんが、石がヒリゾ浜よりも小さいので、テントを張るのに苦労することはありません。傾斜がきついので、ちょっと過ごしにくくはあります。
台風9号の通過後一日半しか経っておらず、まだ海水がかなり濁っており、1mか2m先までがやっと見えるかどうか、という悪い条件でした。写真も残念な感じですが、紹介しておきます。