日本で一番キレイな海ランキング6位のヒリゾ浜と海水浴キャンプ

2024年7月4日

今回は、フジテレビの「さまぁ〜ずの神ギ問」で紹介された「日本で一番キレイな海ランキング」6位に入った伊豆の「ヒリゾ浜」と、付近のキャンプ場を紹介します(2020年8月,2021年8月,2022年8月訪問)。

ヒリゾ浜の詳細

ヒリゾ浜は伊豆半島の南端にあり、陸続きなのですが、崖下にあって道路で繋がっていないため、交通手段は渡し船しかありません。しかし天候によって渡し船が運航停止になることがあります。シーズン中は毎日更新される運航状況ブログがあるので、前日、当日にチェックしながら向かってください。運航が微妙な日は特に、前夜から午前5時、6時と何度も更新してくれます。

荒天で朝からはヒリゾ浜に渡れず、しかしお昼頃から運航が始まる可能性があるときは、徒歩5分ほどのトガイ浜(後述します)でシュノーケリングして待つ、という手もあります。

所在地静岡県賀茂郡南伊豆町中木40(乗船券売り場)
渡し船の期間、時間2020年:7月初めの土曜日~9月最後の日曜日 8:00~16:30
2021年:7月1日(木)~9月30日(木) 8:00~16:30
    8月27日~当面の間 8:30~15:00(緊急事態宣言対応)
2022年:7月1日(金)~9月30日(金) 8:00~16:00
    7/15~8/30と9月の土日祝日は8:00~15:00
2023年:7月1日(土)~10月1日(日) 8:30~16:00
    7/15~8/30と9月の土日祝日は8:00~16:00
2024年:6月29日(土)~9月30日(月) 8:30~16:00
    7/20~8/31と9月の土日祝日は8:00~16:00
料金2020~2023年:
大人(中学生以上)2,000円 小人(4歳以上)1,000円
予約はできません。当日現地で購入のみ。
2024年:情報なし
駐車場2021年:7月17日~9月27日頃までが有料 1,000円/日
2022~2024年:2,000円/日。遠い駐車場は1,000円/日
ヒリゾ浜の基本情報(2024年7月更新)

料金は数年に一度、値上げされることがあります。時間も、ある特定の日だけ変更になる可能性があります。上記のブログで最新の情報を確認してください。

ヒリゾ浜と駐車場の場所は下のGoogleマップで確認してください。右上の□アイコンで「拡大地図を表示」すると詳しく見ることができます。この記事の後半で紹介していくショップ、周辺のシュノーケリングスポット、海水浴場もマップに載せてあります。

ヒリゾ浜とは

ヒリゾ浜は、静岡県賀茂郡南伊豆町(南伊豆)にあるシュノーケリングスポットで、海の透明度が非常に高いことで知られています。付近に川が無い、伊豆半島の南端に位置し、黒潮の通り道となっている ※1 など、様々な良い条件が重なっているため、美しい水質が保たれています。

黒潮に乗って、色鮮やかな熱帯魚もやって来ます。熱帯魚というと、ハワイのハナウマベイなど、海外なイメージでしたが、伊豆でこんなに魚が見られるところがあったなんて、驚きでした。

※1:中木へ行こうよ。 ヒリゾ浜の紹介

ヒリゾ浜
写真1:ヒリゾ浜
ヒリゾ浜
写真2:ヒリゾ浜

「日本で一番キレイな海ランキング」6位のヒリゾ浜

ヒリゾ浜は、国内最大級の総合旅行情報メディア「LINEトラベルjp」で「日本で一番綺麗な海はどこ?透明度が高いおすすめ海ランキング」に選ばれました。更に、これがフジテレビの「さまぁ〜ずの神ギ問」で「日本で一番キレイな海ランキング」として紹介された(2018年8月4日放送)ことで知名度が上がり、近年人気が急上昇しています。さまぁ~ずの神ギ問については、公式サイトでも紹介されています。

「日本で一番綺麗な海はどこ?透明度が高いおすすめ海ランキング」は、トラベルジェイピー(当時)のナビゲーターが取材した、日本各地のビーチや海をすべて水質調査し、透明度(水の中に含まれる浮遊物質・懸濁物質の少なさ)を基準に作成されました。

順位ビーチ所在地水中の浮遊物質・懸濁物質
1はての浜沖縄県久米島0.0mg/ℓ
2ティーヌ浜沖縄県古宇利島0.0mg/ℓ
3イムギャーマリンガーデン沖縄県宮古島0.1mg/ℓ
4川平湾沖縄県石垣島0.2mg/ℓ
5ニシ浜沖縄県阿嘉島0.2mg/ℓ
6ヒリゾ浜静岡県0.3mg/ℓ
7阿波連ビーチ沖縄県渡嘉敷島0.4mg/ℓ
8水納ビーチ沖縄県水納島0.4mg/ℓ
9泊海水浴場東京都式根島(伊豆諸島)0.5mg/ℓ
10ジニービーチ東京都父島(小笠原諸島)0.6mg/ℓ
日本で一番綺麗な海はどこ?透明度が高いおすすめ海ランキング(ベスト21の10位までを抜粋)

ベスト10を見てみると、「さすが」という他ない沖縄と、伊豆諸島・小笠原諸島と、離島ばかりの中で、唯一ヒリゾ浜のみが本州からランクインしています。全国屈指の水の透明度を誇りながら、首都圏から近いので、コストパフォーマンス最高の場所と言えるのではないでしょうか。

じゃらんの「日本の“まるで海外”絶景ランキング」4位のヒリゾ浜

ヒリゾ浜は、「じゃらん」の「日本の“まるで海外”絶景ランキング」(2020年6月)でも4位に入りました。タイのプーケット近くのピピ諸島を思い起こさせるそうです。
こちらのランキングは、一般の方を対象に、「じゃらん」掲載スポットを中心にした画像選択方式のアンケートで決まりました。

順位スポット名県名
1まるで「マチュピチュ」:武田城跡兵庫県
2まるで「青の洞窟」:竜王洞新潟県
3まるで「ウユニ塩湖」:父母ヶ浜香川県
4まるで「ピピ島」:ヒリゾ浜静岡県
5まるで「パイネ国立公園」:仏ヶ浦青森県
6まるで「ハワイ」:日南海岸宮崎県
7まるで「ドーバーの白い崖」:屛風ヶ浦千葉県
8まるで「トンガリロ国立公園」:御釜宮城県
9まるで「サハラ砂漠」:鳥取砂丘鳥取県
10まるで「アマルフィ」:雑賀崎和歌山県
日本の“まるで海外”絶景ランキング(じゃらん)

朝から行く

一番混雑するお盆の時期には、午前5時~6時に第五駐車場までいっぱいになります。満車になると、駐車場が空くまで待つことになります。誰かが帰らないと空かないので、一番前に並んでいても12時半頃まで待たされます。このため、ハイシーズンはどうしても早め早めに行動をするしかありません。私は午前1時に東京を出ました。空が白んで来たのは天城辺りです。5時に着きましたが、駐車場は半分ほど埋まっていました。また13時頃に帰ったときは、駐車場待ちに20台ほど並んでいました。

中木漁港の駐車場
ヒリゾ浜への渡し船が出る中木漁港の駐車場(中木第一駐車場)

例年、駐車場が満車になるのは8月初旬~お盆期間のようなので、その時期を計画されている方は注意してください。逆に、7月中旬までと9月以降は空いているので、可能であればその時期に行きたいです。ヒリゾ浜のブログ「中木へ行こうよ。」に混雑予想カレンダーがあるので、そちらを参照してください。

ヒリゾ浜渡しの
船乗り場までの距離
2021年2022年
(中木第一)駐車場◎ 隣接1,000円/日2,000円/日
中木第二駐車場○ 300m1,000円/日
トガイ浜入り口に近い
2,000円/日
中木第四駐車場○ 150m1,000円/日1,000円/日
タイムズのB 中木ヒリゾ駐車場△ 500m2,000円/日 予約可2,000円/日 予約可
中木第五駐車場△ 700m1,000円/日1,000円/日
タイムズのB ヒリゾ浜駐車場△ 1,050m3,000円/日 予約可3,000円/日 予約可
中木漁港周辺の駐車場情報(2022年7月更新)

船乗り場まで300mの中木第二駐車場までは、移動がほとんど苦になりません。海水浴でも、駐車場から砂浜に出て、右左に少し歩くことはありますよね。その程度の距離です。

コインパーキングの二ヵ所はどちらも予約ができます。料金が少し高く、距離もありますが、時間の制約から解放されるメリットは大きいとも考えられます。子供連れなら特に、シュノーケリングの大荷物を持って長い距離を歩くのは大変なので、コインパーキングは選択肢にならないと思っていましたが、

・中木漁港の駐車場:5時着のハードスケジュール。近いが、船が動く8時までかなり待つ
・中木ヒリゾ駐車場:9時着など、ゆったりスケジュール。すぐ船に乗れるが、500m歩く、1,000円高い
と考えると、後者のプランも捨て難くなって来ます。

ただし、コインパーキングに車を止められても、ヒリゾ浜の混雑により入場制限がかかり、乗船券の発売がストップすることもあり、お昼まで待ちぼうけとなるリスクはあります。7時半頃に着くようにすれば、チケットを買えなくなることはほとんど無いと思われます。

お昼から行く

お昼頃に行くと、下のような紙を渡され、ヒリゾ浜に向かうことができません。県道16号を直進させられて、12時半頃に出直すよう案内されます。仕方ないので、2022年8月のときは、数km離れた車を停められるところで時間を潰して時間まで待ちました。

少し早く向かったところ、12時20分頃には、中木漁港入り口の丁字路から県道16号を400mほど北上した辺りで、下の写真のように車列が出来ていました。並んだ車は全部で15台ほど。最後尾でも駐車場に入るまでの待ち時間は20分ほどだったので、ここではあまり先を争う必要は無さそうです。

県道16号に並ぶ車。12:20頃。

到着~乗船

港に着いたら、何よりもまず、船着き場の順番待ちの列に荷物を置きましょう。下の写真のところです。船は次から次に来てほとんどストレスを感じないので、船の順番待ちをしたくないからではありません。ヒリゾ浜に渡ってからの、テントやレジャーシートを広げる場所取りのためです。

ヒリゾ浜渡しの船乗り場
ヒリゾ浜渡しの船乗り場
ユウスゲ公園から見た渡し船の航路。渡し船が見える。ヒリゾ浜は見えない。
あいあい岬から見たヒリゾ浜。船着き場とビーチが見える。

ヒリゾ浜は狭く、テントを張れるスペースは、25mプールほどの広さしかありません。波打ち際は人の通り道になっていますし、反対側は崖で、今にも落石が起きそうなので、少し離れたいです。とにかく狭いので、早く船に乗らないと、場所が無くなってしまいます。
朝イチの三隻目の船に乗って浜に着いたときの様子が、下の写真です。これでも新型コロナウィルス第二波の真っ只中(2020年8月)です。

混雑するヒリゾ浜
混雑するヒリゾ浜

7:00から始まるチケット購入は、並ぶ必要がありません。列が無くなってからゆっくり買っても、船が動き始める8:00まで、まだまだ時間が余ります。また、チケットを買った順番は、船に乗る順番とは関係ありません。

ただし、これは2020年時点の情報です。荷物を置いて順番待ちとするのは、ヒリゾ浜渡し組合が公式に認めたものではないと思われます。チケット購入順に乗船するルールに変わることも考えられるので、荷物を置きつつも、チケットと乗船順の関係も確認してください。

渡し船

船は一日中かなりの本数が出ているので、船待ちは全くストレスになりません。10分は待たないのではないかと思います。
ヒリゾ浜にはトイレも何もないのでちょっと不安でしたが、港に戻れば済むことだ、と分かりました。港⇔ヒリゾ浜は所要5分ほどですし、何往復しても追加料金はかかりません。昼食も港に食べに戻ることができます。
この船の利便性はかなりありがたかったです。行動の自由度が増します。私は帰るまでに3往復しました。

ヒリゾ浜で

砂浜は無く、地面は10~30cmの石で埋め尽くされています。テントを広げるのにも一苦労です。大き目の石はすべて動かしましたが、それでも座ったときのゴツゴツ感はなくなりませんでした。デコボコなので、横になろうという気にもなりません。かなり厚手のシートでもあれば、多少快適になるかもしれません。

大きな石で埋め尽くされているヒリゾ浜

水中も、波打ち際も、すべて岩とサンゴ礁です。マリンシューズ必須です。

こうしたことから、ゆったりのんびり海水浴・昼寝しながら日焼け、という感じにはなりません。ひたすらシュノーケリング ⇔ 休憩(暖を取る)の繰り返し、というスパルタな環境です。寝転ぶことができないので、休むときも、体育座りです。

シュノーケリング

浜は大混雑ですが、海では混雑というほどではないです。私が訪れた日は恐らく入場制限がかかっていましたが、「人が多過ぎてやだなぁ」とは感じませんでした。
上の写真1、写真2で見えている海面で、シュノーケリングができる面積の半分ほどです。波打ち際は、小さな子供と保護者で混み合って見えますが、ちょっと泳いで進めば、それほどでもありません。人数に対して、海面の広さには充分な余裕があると思います。

それから、真夏で快晴でしたが、2mmのウェットスーツだと、20分もすると大人(男性)でも身体が冷えました。またちょっと岸を離れると、すぐに5m以上の深さがあります。

私はずっと水面に浮いていて、潜水はしなかったので、
・体温を保つこと
・浮力を得ること
を考えると、最低でも3mm、できれば5mmのウェットスーツの方がよかったです。子供はより安全(浮力を得ること)を考えて、ウェットスーツに加えて、シュノーケルベストが必須です。

中木漁港のショップ

ヒリゾ浜にはトイレも売店も何もありません。何かあれば渡し船で中木漁港に戻ります。渡し船は追加料金なしで何度でも往復できますし、数分しか待たされません。
一日の終わりには、中木マリンセンターでシャワーを浴びられます。ただし、16時前後には閉まってしまい、それ以降は付近の民宿のコインシャワーでかなり並ぶことになります。シュノーケリングは16時までできますが、シャワーを浴びる方は、遅くとも15時半頃までには港に戻ることをお勧めします。

中木マリンセンター
コインシャワー 3分200円。コインロッカー 100円。シャワー横に両替機もあります。
シュノーケル用品のレンタルあり。

□伊豆漁業協同組合 鮮魚直売所
コインシャワー 4分300円。コインロッカー 200円。更衣室無料。

□旅館 中木荘
コインシャワー 3分300円。16時以降も使えます。かき氷なども食べられます。

□双葉売店
シュノーケル、マリン用品の販売、レンタル。魚のエサも売っています。

□双葉食堂

ビーチハウスヒリゾ
Googleマップには臨時休業と書かれていますが、2021年8月20日の静岡県の緊急事態宣言発出後も営業しています。

新型コロナウィルス感染症への対応

2021年

ヒリゾ浜がある静岡県での、国の新型コロナウィルス感染症対策の経緯は下記の通りです。
2021年8月8日~8月19日 まん延防止等重点措置
2021年8月20日~9月12日 緊急事態宣言

緊急事態宣言の発出に伴い、ヒリゾ浜は時短営業になりました(まん防期間中は通常通り)。
2021年8月20日~8月26日 8:30~16:00
2021年8月27日~当面の間 8:30~15:00(受付は8:00から。土日は7:30から。)

その他の対応として、発熱や咳などの症状がある場合や、14日以内に海外への渡航歴がある場合は入場できませんが、県外在住者への制限はありません。実際、私の車は東京の品川ナンバーですが、駐車場入り口で何も言われませんでした。最新の情報は「中木へ行こうよ。」の「コロナウイルスに対する危機管理・ガイドライン」を確認してください。

2022年

新型コロナウイルスの静岡県内での発生状況により、2021年と同様の内容で時短営業の可能性もあるそうです。また、屋外なのでマスクは強要せず、各個人で着用の判断を行ってください、とのことです。

2021年は渡し船でも必ずマスクを着用するよう言われましたが、2022年はマスクを付けなくてもOKになりました。

台風通過後の運航状況、海況

台風10号、9号が通過した直後の2021年8月11日(水)にも、中木漁港に行って来ました。

その前後の天候は、次の通りでした。
・8月8日(日)昼 台風10号が千葉県沖(太平洋)を通過
・8月9日(月)夜 台風9号が能登半島沖(日本海)を通過
・8月12日(木)以降 低気圧により断続的に強い雨と風(九州、広島では記録的な大雨と土砂災害)

この期間のヒリゾ浜渡しの運航状況は下記の通りでした。
・8/7~10 欠航(台風10号、9号の影響)
・8/11 12:00から運行
・8/12~15 欠航(低気圧の影響)
・8/16 運行

8月11日は、遅れて12:00から運航されました。波はもう高くありませんでしたが、台風の影響でまだ海が濁っており、見通せるのはわずか1~2mでした(普段は10m~20m先まで見えます)。12日以降の欠航は、台風とは別の低気圧が後から発生して、強風と時化になったためです。

私はというと、この日は、「船がヒリゾ浜に着けるようになっただけで、透明度が低く全くおすすめはしませんよ」(中木漁港の方談)とのことだったので、ヒリゾ浜には渡らず、トガイ浜で過ごしました。下の写真は、その日のトガイ浜での海中の様子です。かなり視界が悪かったです。

トガイ浜の熱帯魚
台風最接近の二日後のトガイ浜の透明度

まとめると、台風が最接近してから、
・1.5~2日後に、渡し船の運航が再開される
・更に2~3日後に、海の透明度が元に戻る
ということになります。海の透明度については、 殿羽根丸の船長さん(「中木へいこうよ。」の中の人)に教えていただきました。

ヒリゾ浜周辺のシュノーケリングスポット

荒天や混雑でヒリゾ浜を断念せざるを得なかったときのため、近隣のシュノーケリングスポットも確認しておくといいです。

□トガイ浜
中木漁港(ヒリゾ浜渡しの港)から300m、徒歩5分で行けます。無料です(中木漁港での駐車料金1,000円は必要です)。ヒリゾ浜より規模、魚の数、透明度は落ちますが、荒天のときは、途中で船が動き始める可能性はあるので、ここで過ごしながら待つ、ということができます。トガイ浜から渡し船の様子はよく見えるので、渡し船が動いたのを見てから移動すれば間に合います。
ヒリゾ浜の混雑のときは、そもそも車を止められないと思うので、トガイ浜という選択肢も無くなると思われます。車は止められて、渡し船のチケットがストップしているときなら、ありです。

中木漁港からのルートは幅1mほどの歩道ですが、崖の下を縫うルートなので、過去、落石により何度か通行止めになったことがありました。ネットには「2019年6月から無期限通行止め」という情報もありますが、2019年9月に復旧し、現在も通行できます。ただし、「中木へ行こうよ。」でも「落石の危険は常にあり、自己責任の下で通行してください」と注意喚起しています。

2021年8月にトガイ浜でシュノーケリングをして来たときの記事がありますので、そちらも参考にしてください。

2022年は、トガイ浜への歩道が通行止めになっています。歩道の始まりから防波堤手前まで泳いで行くか、宿に船を出してもらうか…といった対応になってしまうようです。子供連れで、テントその他を持って泳いで行くのは不可能ですよね。ヒリゾ浜のサブ的な位置づけでとても使い勝手が良かったトガイ浜ですが、今年は一気にお手軽感が無くなってしまいました。

□谷川浜海水浴場
中木漁港から9.4km、妻良港から渡し船に乗って行くシュノーケリングスポットです。ここもヒリゾ浜と同じく、道路は繋がっていません。妻良港の海に向かって左手に、100台の駐車場があります。同じ港に妻良海上アスレチック(無料)があるのも、家族連れには嬉しいです。

(2021年8月更新)
2021年は渡し船の値上げにより、ヒリゾ浜とほぼ同じ値段設定になりました
 違いは、4歳~小学生未満がヒリゾ浜では1,000円、谷川浜海水浴場は無料という点のみです
同じ港にある妻良海上アスレチックは、2021年はクローズとなることが決定しました

(2024年7月更新)妻良海上アスレチックはリニューアルされて4年ぶりにオープンします

所在地静岡県賀茂郡南伊豆町妻良
渡し船 市丸電話 0558-67-0813
渡し船の期間、時間2020年:海開き~8月末の8:30~15:00
2021年:7月23日~8月22日 8:30~15:00
2022年:7月9日~9月10日 8:30~15:00
2023年:7月15日~8月27日 8:30~15:30
2024年:7月13日~9月1日 8:30~15:30
料金2020年:大人(中学生以上)1,500円 小人(小学生)500円
2021~2024年:大人(中学生以上)2,000円 小人(小学生)1,000円
        小学生未満は無料
駐車場2020~2022年:1,000円/日
2023~2024年:1,500円/日
谷川浜海水浴場の基本情報(2024年7月更新)

ヒリゾ浜周辺の海水浴場

水深が深いところで子供を連れてシュノーケリングしていると、常に気を張っている状態なので、精神的にもかなり疲れます。キャンプ場は2泊取っていたので、ヒリゾ浜には3日続けて行くつもりでしたが、初日の12時半に撤収し、結局それっきりでした。子供も疲れ切っていて、早めの撤収にも珍しく反対意見なし、二日目は弓ヶ浜海水浴場でゆっくりして、三日目は海に行くこともありませんでした。

連泊する方は、「シュノーケリングはもういいや」となることも考えられるので、海水浴場も確認しておくといいと思います。実際、中木漁港の駐車場が満車のとき、空きが出始めのも、12時半頃とのことです。

□入間港
中木漁港から4.6km。普通の海水浴場でありながら、魚も見られる、というところです。ヒリゾ浜、トガイ浜が人でいっぱいでも、ここは人が少な目です。

□弓ヶ浜海水浴港
中木漁港から14.4km。きれいに弓なりにカーブした800mもの砂浜が広がる、これぞ海水浴場!というビーチです。海の家、飲食店も多数あります。

ヒリゾ浜周辺のキャンプ場

ヒリゾ浜(中木漁港)の周辺にあるキャンプ場を、大きくA, B, Cの3タイプに分けてまとめました。
A1~3:海への見晴らしがいいキャンプ場。
B1~2:森を切り開いたキャンプ場。木はキャンプ場外縁やサイトの境など、まばら。
C1~3:サイトが森の中にあり、木が多いキャンプ場。

詳しくは別の記事にまとめたので、そちらを参考にしてください。私は2020年は石廊崎オートキャンプ場を、2021年は南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場を利用しました。

中木漁港
からの距離
A1雲見夕陽と潮騒の岬
オートキャンプ場
23.7 km
A2雲見オートキャンプ場24.5 km
A3南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場17.2 km
B1石廊崎オートキャンプ場5.7 km
B2南伊豆オートキャンプ
CampFantasea
18.1 km
C1グリムの森キャンプ場9.0 km
C2ぼっちの森キャンプ場10.1 km
C3キャンプ山の家18.9 km
ヒリゾ浜近辺のキャンプ場(2021年5月更新)

ヒリゾ浜周辺の買い出し、日帰り温泉など

BBQ用のお肉や魚介類の買い出しに便利なスーパー、日帰り温泉、コインランドリーなどを別の記事にまとめたので、参考にしてください。