池川ふれあい公園オートキャンプ場

2021年12月31日

今回は、高知県の土居川沿いにある池川ふれあい公園オートキャンプ場を紹介します(2014年7月下旬訪問)。土居川は、仁淀川の中流域に注いでいる支流です。またキャンプ場のすぐ上流では、「仁淀ブルー」という言葉の元になった水晶淵がある安居川とも合流しているので、仁淀川本流を上回る清流かもしれません。

キャンプ場は土居川の護岸の上にあり、すぐ隣りが川なので、川遊びに便利です。また護岸には桜並木があるので、春は美しい桜が楽しめます。私は仁淀ブルーを見ることができる自然や沈下橋を巡るベースとして二泊しました。

水晶淵については「安居渓谷の水晶淵で仁淀ブルーを体験! 驚きの碧さに感動!」で、沈下橋については「仁淀川の沈下橋ガイド 久喜沈下橋のアクセス詳細と注意点」で詳しく紹介しています。

池川ふれあい公園オートキャンプ場の基本情報

所在地高知県吾川郡仁淀川町北浦
料金協力金 500円/18歳以上1名
予約方法予約制ではありません
池川総合支所(高知県吾川郡仁淀川町土居甲916-3)または
いけがわ439交流館(高知県吾川郡仁淀川町北浦450-2)
で受付
標高140m
池川ふれあい公園オートキャンプ場の基本情報

キャンプ場の場所と付近のアクティビティ等については、下のGoogleマップで確認してください。

サイトタイプ芝、砂利で固い
フリーサイト
サイト内の木サイトの川側に一列の桜
オートサイト
電源サイト×
入浴施設×
炊事場の温水×
洗濯機×
池川ふれあい公園オートキャンプ場の施設情報

□サイトが固い
私がテントを張ったところは砂利で地面がかなり固く、ペグを打つのが大変でした。日帰りでポップアップテントを使っていて、細いペグがすべて抜けてしまい、テントを飛ばされている方がいました。芝のサイトもあり、そちらは固くないのかもしれません。

□夏の夜の暑さ
川沿いで涼しいのではと想像していましたが、意外にも、夜もかなり蒸し暑く、寝苦しかったです(7月下旬)。テントの前後をメッシュにして夜通し開けておきましたが、風は幾らか通るものの、寝苦しいのは変わりませんでした。すぐ隣りを走る国道439号の車の音は、寝ている間もあまり気になりませんでした。

□問い合わせ先
キャンプ場や付近の観光情報については、池川総合支所が問い合わせ先になっています。キャンプ場の対岸のAコープの近くにあります(電話:0889-34-2114)。

私は宮崎の河原キャンプ場を利用するつもりで訪れたのですが、現地に着いてみたら、地元の夏祭りで一週間クローズになっていました。ちょっと慌てましたが、池川総合支所の方が色々と親切に教えてくださいました。池川ふれあい公園オートキャンプ場も、総合支所で教えていただきました。

池川ふれあい公園オートキャンプ場周辺での川遊び

キャンプ場から上流・下流に400mほどの間で、様々な川遊びを楽しむことができます。それぞれの場所は上のGoogleマップで確認してください。

川遊び

□キャンプ場そばの川
キャンプ場から川に降りて行けますが、降りてすぐのところは河原が無く、小さな子供は遊べません。場所によっては水深が子供の腰ほどもあり、50cmや1m、2mと大きな石ばかりだからです。子供が遊びやすい、水深が浅く石が小さいのは、川の中ほどから向こう側です。下の子が5歳だったので、手を引いて川の反対側まで行くのには骨が折れるし、時間がかかりました。昼食の休憩などがあって、3往復もしたころには大人でも疲れてしまいました。

□安の河原、宮崎の河原
子供が小さい場合は、上流の安の河原か下流の宮崎の河原の方が、河原があるので遊びやすいです。どちらもキャンプ場なので、河原に車を停めておくことができます。

どちらも水深が深いところがあるので、活発なお子さんがいる場合は注意してください。写真2の色の濃いところで水深が4~5mほどもあります。私はその深いところでも泳いでみたかったのですが、恐怖心が勝って結局泳ぐことができませんでした。宮崎の河原は水深10mのところもあるそうです。

また、安の河原の上流側で、土居川と安居川が合流しています。ここは流れが速く、大人でも進めないほどのところがあるので、ここも注意してください。私は「これは無理だ」と判断して引き返しましたが、子供は無茶をして足を取られたり、流されてしまうかもしれません。

仁淀川支流の土居川
写真1:安の河原から見た土居川(仁淀川の支流)
仁淀川支流の土居川
写真2:安の河原から見た土居川(仁淀川の支流)
仁淀川支流の土居川
写真3:安の河原から見た土居川と安居川の合流地点とふれあい橋

川に飛び込み

「アカイセ」というポイント(上のGoogleマップ参照)から、川に飛び込んで遊ぶことができます。高さ5mほどのところと、50cmほどのところがあります。昼間は10人ほどの子供が飛び込みをしていて、河原にずーっと歓声が響き渡っていました。小学校高学年くらいになれば、子供はとても喜びそうです。うちは9歳と5歳だったので、ここにはチャレンジしませんでした。

クリアカヤック

宮崎の河原では、2つの事業者でクリアカヤックを楽しむことができます。透明なカヤックなので、晴天であれば川底までよく見えますし、カヤックが宙に浮いたように見える写真が撮れます。

どちらも住所で検索するとピンポイントでは場所が分からないので、事業者名で検索してください。または、この記事冒頭のGoogleマップで確認してください。

事業者名概要
仁淀川アウトドアセンタークリスタルカヤック体験
高知県吾川郡仁淀川町長屋6番地
TEL:0889-20-9619,090-4504-2410
6,500円
対象年齢:小学生以上
仁淀ブルーふるさと体験センター
(NPO法人仁淀ブルー)
クリアカヤック宙船体験
高知県吾川郡仁淀川町池川
TEL:090-3900-0371
6,800円
小学生から参加OK
宮崎の河原のクリアカヤック体験

仁淀ブルーふるさと体験センターで「仁淀ブルーに一番近い場所で」と謳っているのは、「仁淀ブルー」という言葉の元になった水晶淵に一番近いアクティビティスポットだからだと思われます。